2011年度 第41回明治維新史学会大会のご案内

【期 日】2011年6月11日(土曜)・12日(日曜)
【会 場】明海大学浦安キャンパス 
   JR京葉線新浦安駅より徒歩15分。
   新浦安駅へは、東京駅からは京葉線24分(快速17分)。羽田空港からは浦安方面へ行くリムジンバスをご利用になり、ホテルエミオン東京ベイで下車されるのが便利です。モノレールを利用される場合は、「天王洲アイル駅」乗り換え、さらに東京臨海高速鉄道りんかい線「新木場駅」乗り換えで「新浦安駅」へ。なお東京駅での京葉線ホームへの乗り換えは、時間がかかりますのでご注意ください。

 第1日目
【総 会】13時30分~
【公開講演】14時30分~16時
  明治維新前夜の対外的危機・天皇   藤田覚氏
【研究報告】16時10分~17時30分
 1 明治初期の最恵国待遇認識(仮題) 山下大輔氏
【懇親会】18時~ レストランニューマリンズ
               (大学構内、会費4500円)

 第2日目
【研究報告】10時30分~17時10分
 2 近世後期から幕末期地域社会における政治情報の収集と共有  堀井美里氏
 3「有志」大名考 ―「共有」にみる彼らの関係性― 淺井良亮氏
 4 王政復古前後の秋田藩と奥羽連合策(仮題) 天野真志氏
 5 明治初期における政府要人の葬儀 ― 大久保利通の葬儀まで― 宮間純一氏

2011年度 明治維新史学会秋期大会および宿泊予約についてのご案内

【期 日】2011年11月5日(土)・6日(日)
【会 場】広島宮島 海の見える杜美術館
広島電鉄宮島口よりタクシーで約10分。宮島口より美術館の送迎バスがでます。
【内 容】公開講演・研究報告他
 報告を希望される方は、2011年6月末日までに、報告タイトル及び報告要旨(800~1000字)を添えて、大会運営担当者にエントリーして下さい。非会員の方は、エントリー前に入会手続きをおとり下さるようお願いいたします。
【連絡先】〒108-8345 東京都港区三田2―15―45
     慶應義塾福澤研究センター 西澤直子
     TEL/FAX 03―5427―1849
     E-mail nishizawa@fmc.keio.ac.jp

 【お知らせ】
 観光シーズンと重なり、宿がとりにくくなっております。数に限りがありますが、広島大学生協トラベルセンターを通して予約できるホテルがありますので、詳しくはファイルをご参照ください。

『明治維新史研究』第8号の投稿締切の延長

本会の会誌『明治維新史研究』第8号の投稿締切は3月末でしたが、東日本大震災の後の状況も考慮して、5月10日まで延長いたします。
投稿のご用意がある方は、事前にその旨をご連絡ください。連絡・送付先は、最新の会誌または会報にある投稿規定をご覧ください。
  会誌編集委員会

宮城歴史資料保全ネットワークからのお願い

被災資料レスキュー
カンパをお願い申し上げます

 2011年3月11日に発生した東日本大震災では、広範囲におよぶ甚大な人的・物的被害が出ております。被災された皆様には、謹んで御見舞い申し上げます。
 NPO法人宮城歴史資料保全ネットワークは、被害を受けた歴史資料を保全する活動をおこなっております。
 すでに、石巻市などでレスキュー活動を開始しておりますが、今後その対象が広域かつ長期間におよぶことは確実です。                         
 1点でも多くの歴史資料・文化財をレスキュー・保全するため、ご支援をいただければ幸いです。御理解と御協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

■振り込み先
ゆうちょ銀行(振込口座)
■口座番号
02280-2-89604
■口座名義
NP0法人宮城歴史資料保全ネットワーク

〈事務局・連絡先〉               
特定非営利活動法人 宮城歴史資料保全ネットワーク
 理事長 平川新
〒980-8576 宮城県仙台市青葉区川内41 東北大学東北アジア研究センター内
 電話 080-1666-5919(代表・臨時)
 HP  http://www.miyagi-shiryounet.org

茨城県における被災地域への配布ビラ

東北・関東大震災被災地の
被災した歴史資料についてのお願い

 このたびの大震災により被災された皆様に謹んでお見舞い申しあげます。
 今回のような大災害が起きると、それをきっかけに家や蔵に古くから置かれていた歴史資料(史料)が破棄・処分されてしまうことがあります。家の記録や地域の歴史を伝える多くの古い文書や記録などがなくなってしまうのは、そのお宅にとっても、地域の皆さんにとっても、たいへん残念なことです。
 文化財に指定されているような著名なものだけが歴史資料ではありません。昔の人の活動や暮らしぶりなど、地域の歴史を知る手がかりとなるものすべてが歴史資料です。具体的には、以下のようなものがあります。

◎古文書(くずした文字で和紙に書いたものなど)
◎古い本(和紙に書かれて冊子にしてあるものなど)
◎明治・大正・昭和の古い本・ノート・記録(手紙や日記など)・新聞・写真・絵
◎古いふすまや屏風(古文書が下貼りに使われている場合がよくあります)
◎自治会などの団体の記録や資料
◎農具、機織りや養蚕の道具、古い着物など、物づくりや生活のための道具など

 これらのものは母屋や蔵、あるいはその中の箱やタンス、長持・行李などに収められています。一見すれば紙くずやゴミのようにみえるものでも、実際には貴重な歴史資料である場合がよくあります。また、水に濡れて廃棄処分の対象とみえる場合であっても、これらのものは捨てたり焼いたりせず大切に保管下さい。早急な処置によって、修復が可能な場合があります。
 地域の歩みを伝える貴重な歴史資料を守る活動に何卒ご理解をいただき、ご協力いただきますようお願い申し上げます。なおご所蔵の歴史資料の保存・整理などに困っておられる場合には、下記の所までご連絡下さい。

【連絡先】

茨城大学人文学部 高橋修研究室  〒310-8512  水戸市文京2-1-1

(裏面もお読みください)
【歴史資料の応急処置、修復方法】

以下、ご家庭でも可能な応急処置・修復方法について記します。
 
やってはいけないこと
・冊子を無理にこじあけないでください
・天日やアイロンなどで急激に乾燥させないでください 。
・濡れた紙を放置しないでください
・とにかく捨てないでください!修復できるケースがあります。
・電気や水道のライフラインの復旧状況が許す範囲内で、下記の対応をお願いします。

軽い水濡れの場合
・冊子状の場合、ページがはがれるようなら、キッチンペーパーを挟んで吸水処理を行います(但し、無理にこじ開けないでください)
・一紙ものの場合、キッチンペーパーで挟んで吸水処理を行います。
・皺やカビに気をつけてください(防カビのため消毒用エチルアルコールを噴霧するとよいでしょう)
・そのまま陰干しをしてください。

泥などで汚れている場合
・コンテナなどにきれいな水をはり、史料を軽く洗浄します(泥を落とす際に、史料に力を加えたり、長時間水につけたりしないでください)
・形を整えた後、そのままの状態でビニール袋に入れます。封はとくにせず、袋に資料名などを記入しておいてください。
・防カビのため史料を冷凍凍結します(緊急措置としてご家庭の冷凍庫に保存しておいてください)

東日本大震災で被災された方々へのお見舞いならびに歴史資料保全活動への支援について

 東日本大震災で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。あわせて、被災された地域の一日も早い復興を祈念いたします。

 当会といたしましては、被災歴史資料の保全や情報提供に関して、できるかぎりの支援を行っていく所存です。被災地域の会員・諸機関・個人におかれましては、当会に対するご要望がございましたら、「問い合わせ窓口」よりお知らせください。

例会の開催について(2011年4月23日)

2011年4月例会を下記のとおり開催いたします。

           記

日時 2011年4月23日(土)15:00~
会場 明治大学駿河台キャンパス
   研究棟3階 第10会議室
   http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/index.html
報告 齋藤洋子氏
   「明治25年第2回総選挙と佐賀」
資料代 100円(当日会場にて申し受けます)
                     
                        以 上