会誌第3号の彙報紹介

◇二〇〇六年度第三十六回明治維新史学会大会記事
【期 日】二〇〇六年六月一〇日(土曜日)・一一日(日曜日)
【会 場】専修大学神田キャンパス一号館一四教室
【総 会】一三時三〇分~
【記念講演会】一四時三〇分~
維新期経済史研究の現状と課題
         東京経済大学教授・東京大学名誉教授 石井寛治氏
【第一日目研究報告】一六時~一七時一〇分
① マリア・ルス号事件裁判の再検討         森田 朋子氏
                       司会 後藤  新氏
【第二日目研究報告】一〇時~一六時
② 幕末期軍艦運用における浦賀の位置付け
          ―幕府軍艦の動向を中心に―   神谷 大介氏
                       司会 嶋村 元宏氏
③ 明治初期における地方監獄の成立と展開      兒玉 圭司氏
                       司会 小泉 雅弘氏
④ 国事参政・国事掛・国事寄人考          仙波ひとみ氏
                       司会 白石  烈氏
⑤ 明治十年代の野村靖―神奈川県令期を中心に―   大湖 賢一氏
                       司会 池田 良郎氏
【参加者】一九八名(会員一六三名・非会員三五名)
【懇親会】一七時三〇分~ Pago Pasta &  La Dolce
                       (参加者/七二名)

◇二〇〇六年度第三十六回明治維新史学会総会記事
【日 時】二〇〇六年六月一〇日(土曜日)
【場 所】専修大学神田キャンパス一号館一四教室
Ⅰ報告事項
1 二〇〇五年度各委員会(事務局・大会運営・会誌編集・論集編集・ ホームページ・例会運営)の活動報告がなされ、了承された。
2 二〇〇五年度会計報告(事務局)および監査報告(藤田監事)がな され、了承された(会計報告書参照)。
Ⅱ審議事項
1 役員改選について事務局から提案され、承認された。
    会長 松尾正人
    理事 小泉雅弘・西澤直子(以上大会運営担当)、針谷武志・森田朋子(以上会誌編集担当)、青山忠正・佐々木寛司(以上論集編集担当)、嶋村元宏(ホームページ担当)、木村直也(例会運営担当)、勝田政治・岩下祥子(以上事務局担当)
    監事 勝部眞人・藤田正
2 事務局・副会長・会誌編集委員会についての規約改正が事務局から 提案され、承認された。
    第二条(事務局) 本会の事務局は、国士舘大学勝田政治研究室に置く。
    第一〇条(役員) 本会に以下の役員をおく。
            ①理事若干名、うち1名を会長とし、必要に応じて副会長をおく。
    第一二条(会長) 会長は、本会を代表する。会長に故障がある場合には、副会長または会長から委任された理事がその職務を代行する。
    第一七条(委員会)③会誌編集委員会‥会誌等の編集と発行。
3 二〇〇六年度各委員会の活動計画が提案され、承認された。
4 二〇〇六年度各委員会の予算が提案され、承認された。
   大会運営委員会       一六〇、〇〇〇円
   会誌編集委員会        一〇、〇〇〇円
   論集編集委員会       〇円(前年度未消化分をあてる)
   ホームページ委員会      一〇、〇〇〇円
   例会運営委員会        二〇、〇〇〇円

◇明治維新史学会 役員・委員名簿
会  長 松尾正人
理  事 青山忠正、岩下祥子、勝田政治、木村直也、小泉雅弘、
     佐々木寛司、嶋村元宏、西澤直子、針谷武志、森田朋子  
監  事 勝部眞人、藤田 正
顧  問 原口 清、田中 彰、三上昭美、毛利敏彦
評議委員 家近良樹、上條宏之、菅原彬州、杉谷 昭、安岡昭男、
     渡辺隆喜

事務局
 事務局長 勝田政治(理事)
 事務局員 岩下祥子(理事)、神谷大介、重田麻紀

委員会
○大会運営委員会
 委員長 小泉雅弘(理事)
 委 員 西澤直子(理事)、荒川 将、鵜飼政志、牛米 努、
     岡部敏和、岸本 覚、久住真也、清水恵美子、白石 烈、
     関根 仁、田崎公司、中村武生、藤田英昭、吉岡 拓
○論集編集委員会
 委員長 青山忠正(理事)
 委 員 佐々木寛司(理事)、落合弘樹、笹部昌利、髙木博志、
     奈良勝司
○会誌編集委員会
 委員長 針谷武志(理事)
 委 員 森田朋子(理事)、石川 寛、牛米 努、笹部昌利、
     平良聡弘、長沼秀明、奈良勝司、羽賀祥二
○ホームページ委員会
 委員長 嶋村元宏(理事)
 委 員 阿部裕樹、桐原健真、笹部昌利、関根 仁、平良聡弘
○例会運営委員会
 委員長 木村直也(理事)
 委 員 阿部裕樹、落合弘樹、長沼秀明、吉岡 拓

◇二〇〇六年度秋期大会の案内
【期 日】二〇〇六年一〇月二七日(金曜日)
【会 場】大阪商業大学 四号館三F四三五教室
【施設見学】一一時~
 大阪商業史博物館・アミューズメント産業研究所
【研究報告】一三時三〇分~
① 金沢藩における近世的軍隊の解体と再編      大江 洋代氏
② 江戸市中における窮民・病者救済施設の再編
          ―安政期~明治初年を中心に―  大和 孝明氏
③ 宮地厳夫の著作と活動              黒田 宗篤氏
【懇親会】一八時~ 会場 Uコミュニティー・ホテル1F
             グランデ・サリータ

◇例会記録
二〇〇五年
○ 七月一六日(東京・明治大学)
 長南伸治「清河八郎の思想 ―文久期における天皇観の一考察―」
                        (参加者一六名)
○ 九月一〇日(東京・慶應義塾大学)
 清水善仁「文久二年閏八月の島津久光帰国と公家社会」
                        (参加者二六名)
○ 一〇月二二日(東京・明治大学)
 鈴木壽子「幕末における江戸留守居役の人的交流網とその機能
      ―佐倉藩江戸留守居役の日記から―」
                        (参加者一九名)
○ 一一月二六日(東京・明治大学)
 神谷大介「幕末期における軍艦通航と浦賀」   (参加者一九名)

二〇〇六年
○ 一月一四日(東京・明治大学)
 嶋村元宏「『和親』条約の再検討」        (参加者一三名)
○ 三月一八日(東京・慶應義塾大学)
 髙木不二「幕末社会の理論的考察に向けて」   (参加者二一名)
○ 四月一五日(東京・明治大学)
 兒玉圭司「明治初期における地方監獄の成立と展開」(参加者二二名)
○ 五月一三日(東京・明治大学)
 熊澤恵里子「明治初年の大学校問題と平田国学
            ―平田家資料を中心に―」 (参加者一一名)

◇会報発行記録
第5号 二〇〇六年五月一日発行
二〇〇六年度第三十六回明治維新史学会大会の案内/二〇〇六年度第三十六回明治維新史学会大会報告要旨/二〇〇五年度明治維新史学会秋期大会記事/二〇〇五年度明治維新史学会秋期大会討論要旨/寄贈図書/例会運営委員会だより/大会運営委員会だより/論集編集委員会だより/ホームページ委員会だより/会誌編集委員会だより/新入会員/編集後記
第6号 二〇〇六年九月一日発行
二〇〇六年度秋期大会の案内とお詫び/二〇〇六年度秋期大会報告要旨/二〇〇六年度第三十六回明治維新史学会大会記事/二〇〇六年度第三十六回明治維新史学会大会討論要旨/二〇〇六年度第三十六回明治維新史学会総会記事/明治維新史学会 役員・委員名簿/大会運営委員会だより/会誌編集委員会だより/ホームページ委員会だより/例会運営委員会だより/新入会員/住所不明者/事務局からのお知らせ/会員名簿についてのお知らせ/編集後記

◇会員の異動
(略)
会員数 七月二〇日現在三七〇名

◇寄贈図書
1 高橋裕文『幕末水戸藩と民衆運動―尊王攘夷運動と世直し―』
                    (青史出版、二〇〇五年)
2 本牧公夫『条約改正問題と明示立憲制の成立』
                    (自費出版、二〇〇五年)
3 佐々木克『岩倉具視』(吉川弘文館、二〇〇六年)