会誌第5号の彙報紹介

◇二〇〇八年度第三十八回明治維新史学会大会記事
【期 日】二〇〇八年六月一四日(土曜日)・一五日(日曜日)
【会 場】青山学院大学青山キャンパス 総研ビル一一階一九会議室
【総 会】一三時三〇分~
【公開講演】一四時三〇分~一六時
幕末維新期における立憲政治論―加藤弘之の『最新論』を中心に―
         東京大学名誉教授・元中央大学教授 鳥海  靖氏
【第一日目研究報告】一六時一〇分~一七時三〇分
① 近世身分制解体と土地所有
    ―維新期の武士地に着目して―        横山百合子氏
                       司会 牛米  努氏
【第二日目研究報告】一〇時三〇分~一七時一〇分
② 幕末の琉球王府と摩藩
    ―仏国船の琉球来航問題を中心に―      岡部 敏和氏
                 司会 木村 直也氏
③ 狂歌「泰平のねむりをさますじやふきせん」は、ペリー来航当時確かに存在したか           岩下 哲典・田中 葉子氏
                       司会 嶋村 元宏氏
④ 福地源一郎における旧幕論の射程         岡安 儀之氏
                       司会 桐原 健真氏
⑤ 「草」の顕彰と地域の歴史認識
    ―清河八郎顕彰の動向を通じて―       長南 伸治氏
                       司会 吉岡  拓氏
【参加者】二一四名(会員一六四名・非会員五〇名)
【懇親会】Cafe restaurant ウエスト(参加者/七三名)

◇二〇〇八年度第三十八回明治維新史学会大会総会記事
【日 時】二〇〇八年六月一四日(土曜日)
【場 所】青山学院大学青山キャンパス 総研ビル一一階第一九会議室
Ⅰ報告事項
1 二〇〇七年度各委員会(事務局・大会運営・会誌編集・論集編集・ホームページ・例会運営)の活動報告がなされ、了承された。
2 二〇〇七年度会計報告(事務局)および監査報告(藤田監事)がなされ、了承された(会計報告書参照)。
Ⅱ審議事項
1 役員改選について事務局から提案され、承認された。
   会長 佐々木寛司
   理事 小泉雅弘・西澤直子(以上大会運営担当)、木村直也・長      沼秀明(以上会誌編集担当)、青山忠正(論集編集担当)、
      落合弘樹(例会運営担当)、森田朋子(ホームページ担当)、
      勝田政治・岩下祥子(以上事務局担当)
   監事 勝部眞人・藤田正
2 二〇〇八年度各委員会の活動計画が提案され、承認された。
3 二〇〇八年度各委員会の予算が提案され、承認された。
   大会運営委員会   一五〇、〇〇〇円
   会誌編集委員会    二〇、〇〇〇円
   論集編集委員会         〇円(前年度未消化分充当)
   ホームページ委員会       〇円(前年度未消化分充当)
   例会運営委員会    二〇、〇〇〇円

◇明治維新史学会 役員・委員名簿
会 長 佐々木寛司
理 事 青山忠正、岩下祥子、落合弘樹、勝田政治、木村直也、
    小泉雅弘、長沼秀明、西澤直子、森田朋子
監 事 勝部眞人、藤田 正
顧 問 原口 清、田中 彰、三上昭美、毛利敏彦
評議員 家近良樹、上條宏之、菅原彬州、杉谷 昭、安岡昭男、
    渡辺隆喜

事務局
 事務局長 勝田政治(理事)
 事務局員 岩下祥子(理事)、神谷大介

委員会
○大会運営委員会
 委員長 小泉雅弘(理事)
 委 員 西澤直子(理事)、荒川 将、鵜飼政志、岡部敏和、
     岸本 覚、久住真也、清水恵美子、白石 烈、関根 仁、
     田崎公司、中村武生、藤田英昭、吉岡 拓
○論集編集委員会
 委員長 青山忠正(理事)
 委 員 笹部昌利、高木博志、奈良勝司
○会誌編集委員会
 委員長 木村直也(理事)
 委 員 長沼秀明(理事)、石川 寛、柏原宏紀、笹部昌利、
     平良聡弘、奈良勝司、藤田英昭
○例会運営委員会
 委員長 落合弘樹(理事)
 委 員 阿部裕樹、吉岡 拓
○ホームページ委員会
 委員長 森田朋子(理事)
 委 員 阿部裕樹、桐原健真

◇二〇〇八年度秋期大会の案内 後援:萩市
【期 日】二〇〇八年一一月八日(土曜日)・九日(日曜日)
第1日目(一一月八日)
【会 場】山口福祉文化大学 一号館(萩市椿東浦田五〇〇〇)
【公開講演】一三時三〇分~
  長州藩の幕末史を見なおす 北海道大学名誉教授  井上 勝生氏
【研究報告】一五時二〇分~一七時三〇分
① 文久二年長州藩の藩是転換            田口 由香氏
② 萩藩毛利家の軍制改革―海防・軍役・諸隊―    上田 純子氏
【懇親会】一八時~
  Beer City HAGI(萩市東田町一九―四) 会費四、五〇〇円
第2日目(一一月九日)
【会 場】萩博物館講座室(萩市堀内三五五)
【研究報告】九時三〇分~
③ 海防掛目付方の開国論
―「乙骨耐軒文書」を用いて―        後藤 敦史氏
④ 「土佐派」の「明治維新史観」形成と『自由党史』(仮題)
                          中元 崇智氏
【巡 見】一三時~一七時
  萩博物館・高杉晋作誕生地・松下村塾・伊藤博文別邸他

◇例会記録
会報第9号掲載分
二〇〇七年
○七月二一日(名古屋・中部大学名古屋キャンパス)
 中村史信「幕末維新期の神道本所吉田家」   (参加者一三名)
○九月二八日(京都・佛教大学)
 仙波ひとみ「幕末の朝廷における文書記録と議奏」 (参加者一五名)
○九月二九日(東京・明治大学)
 今村直樹「藩社会の『遺産』をめぐる近代地域社会と国家
      ―旧熊本藩領における『民属金下戻運動』を事例に」
 西澤直子「福澤諭吉の家族論 ―家産・家業の視点から」
                        (参加者二一名)
○一○月二〇日(京都・佛教大学)
 鵜飼政志「イギリス関係史料と明治維新史研究の歩み」
                         (参加者七名)
○一〇月二〇日(東京・明治大学)
 富澤 達三「『時事錦絵』としての錦絵新聞
  ―『東京日々新聞大錦絵』を事例として」(参加者一三名)
○一二月一四日(京都・佛教大学)
 高田祐介「『日本史籍協会叢書稿本』に関する一考察」
                         (参加者九名)
二〇〇八年
○一月一二日(東京・明治大学)
 鵜飼政志「改訂・イギリス関係史料と明治維新史研究の歩み」
                        (参加者一五名)

会報第10号掲載分
二〇〇八年
○三月一五日(東京・明治大学)
 岩立将史「近代における幕末草の再評価
        ―赤報隊顕彰活動を事例に」    (参加者一五名)
○四月二六日(東京・明治大学)
 長南伸治「「草像」の創出と地域の歴史認識
         ―清河八郎顕彰の動向を通じて」 (参加者二〇名)
○五月一〇日(東京・明治大学)
 岡部敏和「幕末の琉球王府と摩藩
        ―仏国船の琉球来航問題をめぐって」
 岩下哲典・田中葉子「狂歌「泰平のねむりをさますじやふきせん」        はペリー来航当時確かに存在したか (参加者一八名)
○五月二四日(東京・明治大学)
 岡安儀之「福地源一郎における旧幕論の射程
   ―その歴史認識を中心に」     (参加者一五名)
○六月二八日(京都・佛教大学)
 来見田博基「幕末維新期の藩校改革と記録管理
        ―鳥取藩池田家の場合」       (参加者五名)

◇会報発行記録
第9号 二〇〇八年五月一日発行
二〇〇八年度第三十八回明治維新史学会大会の案内/二〇〇八年度第三十八回明治維新史学会大会報告要旨/二〇〇七年度明治維新史学会秋期大会記事/二〇〇七年度明治維新史学会秋期大会討論要旨/大会運営委員会だより/事務局からのお願い/例会運営委員会だより/受贈図書/新入会員/編集後記
第10号 二〇〇八年一〇月一日発行
二〇〇八年度秋期大会の案内/二〇〇八年度秋期大会報告要旨/二〇〇八年度第三十八回明治維新史学会大会記事/二〇〇八年度第三十八回明治維新史学会大会討論要旨/二〇〇八年度第三十八回明治維新史学会総会記事/明治維新史学会 役員・委員名簿/例会運営委員会だより/大会運営委員会だより/新入会員/住所不明者/受贈図書/編集後記

◇新入会員
会報第9号掲載分
(略)
会員数 二〇〇八年三月一日現在三六九名
会報第10号掲載分
(略)
会員数 二〇〇八年七月一〇日現在三七九名  

◇受贈図書
会報第9号掲載分
1石田 寛『津田弘道の生涯』(吉備人出版、二〇〇七年)
2藤田大誠『近代国学の研究』(弘文堂、二〇〇七年)
3保谷 徹『戊辰戦争』(吉川弘文館、二〇〇七年)
会報第10号掲載分
1藤野 保『江戸幕府崩壊論』(塙書房、二〇〇八年)